山崎隊員

若山牧水に思いを馳せて

山崎隊員

21年10月2日(土) 10:00

現在の美郷町で生まれ、日本を代表する歌人となった若山牧水

先月、牧水の母校である県立延岡高校では、牧水の命日に合わせて、恒例行事「牧水忌」が行われました。
今回は、その「牧水忌」の模様を調査してきました!





事前学習として生徒の皆さんは、朝読書の時間に若山牧水に関する資料を読んで参加しました。
メインの式典は、新型コロナウイルス対策を徹底した上で、体育館で行われました。



はじめに、校内短歌コンクールの表彰です。「牧水忌」に合わせ、生徒全員が短歌を作り、国語科の先生方がすぐれた作品を選考しました。
優秀賞に選ばれた作品は、コロナ禍の日常を詠んだ歌や、クラスの子への片思いを詠んだ歌など、作者の青春や熱い思いが詰まった素晴らしい作品ばかりでした。
そして、最優秀賞に選ばれたのは、3年の甲斐愛奈さんです。甲斐さんの作品がこちら・・・!

「平仮名の 擬態語はふわりと 軽やかに 文字の世界を 明るく覆う」

読書が好きだという甲斐さんは、印象に残った本の中の表現に着目し、この短歌を作りました。
1年生の時から入選を目指してコンクールに挑み、3年生、集大成ともいえる短歌が見事、最優秀賞に選ばれました。
それにしても、甲斐さんの文学的な感性に感嘆です・・・。



生徒の皆さんに刺激を受け、私も高校生活をテーマに短歌を作ってみました!

「定期テスト 監督まさかの 部の顧問 集中できず 点数撃沈」

毎時間どの先生が試験監督をするかわからない中、所属していた野球部の顧問の先生が来てしまい、顧問に見られていると考えたら全く集中できなかったときの思い出を短歌にしました。才能アリでしょうか…?



「牧水忌」、つづいては、若山牧水延岡顕彰会 会長の飯干喬啓さんによる講演会です。「私の好きな牧水」という題目で、飯干さんの牧水に対する熱い想いが語られました。生徒たちは真剣に聞き入っていました。


これで、「牧水忌」は終了です。
参加した生徒の皆さんは、延岡高校の大先輩に刺激を受け、それぞれの夢の実現に向かって決意を新たにしていました。

詳しい模様は、
10月2日(土)午後1:45~ 放送の
みらい・みやざき まなび隊 でぜひご覧ください。
(※放送時間がいつもと異なるのでご注意ください!)

MRT宮崎放送の公式YouTubeにも後日アップ予定です!

えびの市飯野で子どもたちが田植えの体験学習!

山崎隊員

21年7月9日(金) 14:39

えびの市と言えば、日本の米づくり100選 にも選ばれている、おいしい米どころですよね!
先日、飯野高校と飯野小学校の子どもたちが協力して田植えの体験学習を行い、その模様を調査してきました!
 
 
飯野高校に集まってきたのは、飯野小学校の5年生の皆さん。JA青年部の方々が講師となり、まずは田植えの方法について学びます!
 
 
続いて田んぼへ向かいます!飯野高校前に1反の田んぼがあり、まずはあぜに沿って並んでいきます。
 
 
JA青年部の皆さんから最後のレクチャーを受け、いよいよ田植えのスタートです!「上手に植えるぞ!オーーー!!!」
 
 
田んぼの中央に、向かい合って2列に並び、後ろに下がりながら、紐についた印にしたがって植えていきます。
 
 
私も田植えをお手伝いしました!小学生以来の田植えでしたが、やっぱり泥に足を踏み入れる瞬間の気持ちよさは最高ですね!
 
 
 
さすがえびのの子どもたちです!田植えはほとんどの子どもがすでに経験したことがあり、およそ1時間できれいに植えることができました。
 
 
植えた後は、再びJA青年部の方々から、えびの市でおいしいお米ができる理由などを学びました。これで体験学習は終了です。おいしいお米が育つといいですね!
ところで、今回特に印象的だったのは、高校生のみなさんが積極的に小学生へコツを教えたり、小学生が届かない箇所をフォローしたりする姿でした。
今回体験学習を行ったのは、飯野高校生活文化科の1年生。収穫したお米をどう活用して地域に貢献するかを考える地域支援活動」にも取り組んでいます。

「えびののおいしいお米を全国に広めたい!」と話してくれた生徒もいました。

田植えを通して、地域の未来を担う子どもたちの元気な姿を見ることができました。
 
 
この体験学習の詳しい模様は、
7月10日(土)午後4:45~ 放送の
みらい・みやざき まなび隊 でぜひご覧ください。

小学生3人が1日博物館長!

山崎隊員

21年5月14日(金) 11:31

先月、宮崎市にある県総合博物館では、子どもたちが「1日博物館長」を務めました!今回は、その模様をお伝えします!



今回、1日博物館長を務めたのは、3人の小学生の皆さんです。普段から博物館にも足を運んでいるということで、開始前から気合十分といった様子でした!



最初のお仕事は、この日から始まった SSP展のPR。開会式に参加し、テープカットを行いました。





SSP展とは、自然風景や動植物の生態などを、貴重な写真や動画で見ることができる展覧会です。子どもたちは、作品を出品されたSSP会員の東木場昭裕さんからの作品説明に、真剣なまなざしで耳を傾けていました。



つづいて子どもたちが向かったのは、博物館職員しか入ることができない 収蔵庫。植物の標本や、化石、昔の道具など、貴重な資料の数々を見学し、博物館についての理解を深めていました。
神楽のお面を手に取り、カメラに向かって「はい、ポーズ!」



1日博物館長、最後の仕事は、SSP展のスペシャルガイドツアー
それぞれが気に入った作品を、お客さんに向かって解説します。
皆さん、小学生とは思えないほどスラスラと解説されていて驚きました!



これで、1日博物館長の仕事は終了。3人の中には、館長を務めた当日が誕生日だったという子もおり、「一生忘れられない誕生日になりました」と嬉しそうに話していました。
皆さん、博物館の魅力を大発見した1日となりました!

子どもたちの1日博物館長の詳しい模様は、
5月15日(土)午後4:45~ 放送
みらい・みやざき まなび隊 でぜひご覧ください。


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