宇田川隊員
富島高校の保育実習!
18年1月5日(金) 15:26
隊員の宇田川です。
2018年最初のまなび隊、今年もどうぞよろしくお願いいたします!
さて今回は、新しい歴史と伝統を築く県立富島高校です。
商業と家庭に関する5学科を有する専門校で、全校生徒585人が学んでいます!
その中でも、平成29年度の入学生から「生活情報科」が「生活文化科」に変わりました。
これらは、家庭科の専門学科で、2年生から「フード類型」「被服類型」「保育類型」に分かれて
さらに専門的な学習を行っています。
今回、保育類型の3年生13人が、
日向市内にある認定こども園「日向なないろ保育園」で保育実習に参加しました!
日向なないろ保育園では、0歳~就学前の園児が過ごしています。
保育の専門学習では、乳幼児の発達の特徴や子どもの遊び、
保育者の役割や子育て支援を扱っていて、
授業での学びをもとに実感を伴った理解を図り、専門性を高めるために、
地域の保育施設の協力のもと、保育園実習を行っているそうです。
まずは、子どもたちと元気に外遊び。
そしてお昼ご飯の時間。
食事の準備をして、みんなでご飯を食べます。
0歳児の部屋では、生徒が離乳食を食べさせます。
読み聞かせといった学びもしっかりと行っていましたよ!
保育類型には、将来保育士や幼稚園の先生を目指す生徒が多く、
意欲的に学習に取り組んでいました!
こちらは、生徒による研究発表です。
「子どもたちの笑顔のために」ということをテーマに、
食物アレルギーの子どもたちのためにできることはないかと考えました。
ピーナッツアレルギーの子どもたちが節分の豆まきに参加できるように製作したのが、
鬼退治セットです。
こうした工夫で、みんなが楽しめますよね♪
そして、日頃の学習や実習を通しての目標の一つが、
全国高等学校家庭科保育技術検定の合格です。
保育技術検定では、音楽・リズム表現技術、言語表現技術、造形表現技術、家庭看護技術を学んでいます。
この全国高等学校家庭科保育技術検定で
将来の進路に役立つ専門的な知識と技術の習得を目指します。
3年生の皆さん、夢に向かって頑張ってくださいね!
この調査の模様は、1月6日(土)午後6時50分~放送の
「みらい・みやざき まなび隊」をご覧ください!!
あなたのおすすめ本は何ですか?
17年12月22日(金) 11:23
隊員の宇田川です!
今回私は、県立図書館に行ってきました!
宮崎県では、「日本一の読書県」を目指して、
県民全体の読書の振興を図る様々な取り組みを行っています。
この日、県立図書館で「日本一の読書県」を目指した関連イベントが開催されました。
そのイベントとは、
「私のすすめるこの一冊~高校生の声~」です。
事前公募によって選ばれた4人の高校生に、自分の「おすすめ本」について発表してもらい、
その後、伊藤名誉館長との対談を通じて
読書の素晴らしさを味わいましょう!というイベントでした。
まず、歌人でもある県立図書館の伊藤一彦名誉館長が、
「私と本の出会い」と題して講話しました。
このイベントには、高校生565人の応募があり、
県立図書館職員による審査及び伊藤名誉館長による最終審査を経て
入選者10人が選ばれました。
今回は、その中から4人が発表しました。
延岡高等学校 2年生 黒木寧乃さんのおすすめの本は、
重松清さんが書いた「十字架」
いじめの代償といのちの重さについて考えさせられる作品。
宮崎南高等学校 1年生 肱岡由杏子さんのおすすめの本は、
さだまさしさんが書いた「風に立つライオン」
主人公が自らの大切なものを犠牲にしてまでも命を救い、人の痛みに優しく寄り添う姿が印象的な作品。
五ヶ瀬中等教育学校 4年生 澤田若菜さんのおすすめの本は、
佐野徹夜さんが書いた「君は月夜に光り輝く」
生と死に密接した話で、普段何気なく生きていたら考えない生と死について、考えながら読んで欲しい作品。
延岡しろやま支援学校高等部 1年生 橋口侑果さんのおすすめの本は、
井上美由紀さんが書いた「生きてます、15歳。」
本に描かれた障がいに負けずに生きる家族と、橋口さん自身が重なる作品。
以上の4作品を発表しました。
会場には「生きてます、15歳。」の作者の井上さんが出場した
盲学校弁論大会で審査員を務め、
井上さんとも面識があるという、歌人の俵万智さんの姿がありました。
そこで急遽、俵さんも対談に参加しました。
このイベントで、高校生たちは学生生活を題材にした作品に興味を持ち、
さらにそこで「命」や「生と死」について考えていることを知りました。
意見をまっすぐ発表する姿に、高校生たちは私たち大人が思っている以上に大人で、
いろいろなことを本から吸収しようとしているのだと感じました。
そのような本に出会えた子たちは幸せですよね!
多くの学生・社会人に、このように人生を豊かにしてくれる本と出会ってほしいです。
読書に対する高校生の熱い思いが伝わるトークセッションでした!
この調査の模様は、12月23日 午後6時50分~の
「みらい・みやざき まなび隊」をご覧ください!!
見に来てにゃん!
17年11月9日(木) 17:32
隊員の宇田川です!
今回私は県立美術館に行ってきました!
美術館の扉には猫の絵があり、床には猫の足跡が!
それを辿ってみると・・・
猫を描いた浮世絵を集めた特別展「あそぶ浮世絵 にゃんとも猫だらけ」の会場に到着!
学芸課の平田さんに会場を案内してもらいました!
今回の展覧会では、日本有数の浮世絵コレクションで知られる平木浮世絵財団の所蔵品の中から
「猫だらけ」の浮世絵145点を3つのコーナーに分けて展示しています。
「猫とあそぶ 美人画の猫のコーナー」には、こんな作品がありました。
こちらは、「名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣」という歌川広重の作品です。
「東海道五十三次」で知られる広重は、こういった猫の絵も描いていたんですね!
こちらは歌川国芳の「園中八せん花 菊」という作品です。
国芳は、広重と同じ時代の浮世絵師で無類の猫好きだったそうです!
いわゆる「ツンデレ」の猫らしさが国芳の作品の猫は表現されています。
私のお気に入りは、「猫であそぶおもちゃ絵と戯画のコーナー」!
おもちゃ絵とは、子供向けの浮世絵で、戯画は戯れに描かれた絵のことをいいます。
これは、「しん板ねこの世界」という作品。
射的を楽しむ猫、人力車ならぬ猫力車を引く猫など、まるで人間のような猫が描かれています!
最後は「化け猫騒動コーナー」。
老婆に化けた猫や迫力ある猫などが歌舞伎の場面として描かれています。
恐ろしい顔の猫のアップは迫力満点でした!
この「あそぶ浮世絵 にゃんとも猫だらけ」のお得な情報も番組後半でお知らせします♪
12月3日まで開催の、特別展「あそぶ浮世絵 にゃんとも猫だらけ」、 皆さん行ってみてにゃん♪
この調査の模様は、11月11日午後6時50分~の
「みらい・みやざき・まなび隊」をご覧ください!!
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