山崎隊員

都城泉ヶ丘高校の学習成果発表会に潜入!

山崎隊員

22年4月8日(金) 10:10

先日、都城泉ヶ丘高校で行われた、学習成果発表会調査してきました!
 
 
会場の体育館に入ると、そこには無数のポスターが!2年生の生徒がグループに分かれ、それぞれの研究を発表します。
普通科は、「郷土探究」として、移住の促進や子育て、観光など6分野における都城市の課題の解決策を考えました。
理数科は、「課題研究」として、理数系の4分野からテーマをそれぞれ設定し研究しました。
研究の数は全部で 65どれも大変興味深い研究でした。
 
 
普通科、理数科に分けていくつかご紹介すると、
 
普通科は、
少子化の解消のため、子育てに対するイメージをよくする方法を提案
観光情報をインスタグラム等で発信し、若者の心をつかむことを提案
 
理数科は、
・秘書問題を用いて、魅力度最大の人を探す方法を研究。ドラマなどでよくある「あ、この人運命の人だ!」という展開は現実では限りなく起こらないそうです…!
・橋の建造の際に部材を三角形に接合する「トラス構造」をつまようじで再現し、その強度について研究
 
 
発表を見学したのは、高校の1・2年生と附属中学校の3年生そして都城市の担当者など。
発表を見学した附属中3年のある生徒は、2年後の発表に向けて、「身近なところに着目して、しっかり課題を見つけてプレゼンを皆さんの前でできるようにしたい」と話していました。
 
 
どの研究も、生徒の皆さんが一生懸命取り組んできた成果が表れていました。
ぜひ、今回の発表だけにとどまらず今後につなげていってほしいと思います!
 
発表会の詳しい模様は、
4月9日(土)午後4:45~ 放送の
みらい・みやざき まなび隊 でぜひご覧ください。
 
MRT宮崎放送公式YouTubeにも後日アップ予定です!

宮崎西高校の「きみろんComp.」

山崎隊員

22年2月25日(金) 10:20



文部科学省から「スーパーサイエンスハイスクール」に指定されている宮崎西高校
日頃から、先進的な理数教育に取り組んでいます。

その中から今回は、理数科の1・2年生が取り組んでいる「きみろんComp.」を調査してきました!



「きみろんComp.」は、別名「計算機実験入門講座」とも呼ばれ、パソコンの 表計算ソフトなど を使ってデータ処理やプログラミングを学ぶ講座です。理数科の1・2年生が、1日7時間の講座を全部で10回受講します。毎回、例えば「ブロック崩しゲームの制作」といった課題が与えられ、表計算ソフトなど を使って課題に取り組みます。
指導するのは、物理を担当されている溝上俊彦先生。オリジナルのテキストも執筆されました。





こちらが、授業風景。1人1台自分のパソコンを持ち込み、テキストに沿って作業を進めていきます。ただ、テキストに書いてある通りに進めても、PCの機種の違いなどによって、細かい数値の調整などが必要なため、このように生徒たちが自然と話し合ったり、教え合ったりする姿が何度も見られました。



私も実際に体験させていただきましたが、標準の 表計算ソフトなど を使ってゲームを制作したり、難しい計算実験を行ったりと、プログラミングの基礎をわかりやすく楽しく学ぶことができました。



このように、”主体的に””楽しく”  プログラミングなどを学習する「きみろんComp.」。
実際に学んでいる生徒は、「基礎基本をしっかり積み上げて、論文などを作成するときにうまく活用したい。将来は、理数系の高校の先生になりたい。」と頼もしい表情で話してくださいました。

「きみろんComp.」で学んだことを生かして、夢に向かって思い切り羽ばたいていってほしいです!

「きみろんComp.」の詳しい模様は、
2月26日(土)午後3:15~ 放送の
みらい・みやざき まなび隊 でぜひご覧ください。
(いつもと放送時間が異なりますのでご注意ください!)

MRT宮崎放送の公式YouTubeにも後日アップ予定です!

より良い授業を目指して!県教連研究発表大会

山崎隊員

22年2月18日(金) 11:23

今回は、宮崎市の県教育研修センターを拠点にオンラインで行われた、
「県教連研究発表大会」を調査してきました!



「県教連研究発表大会」とは、県内の各教育委員会に設けられた教育研究所が、教育に関する様々な研究を発表する大会です。今回で39回目を迎えます。
どの教育研究所も、地域の子どもたちの実態に即して、より良い授業づくりを年間を通じて熱心に研究。その成果を発表し合います。

まずは、国際大学グローバル・コミュニケーション・センターの豊福晋平准教授が、「2030年代の公教育の展望と教育情報化」と題して講演を行いました。



その後、3つのオンライン会場が設けられ、各地の教育研究所が研究成果を発表しました。私も見学させていただきました。一部分ですがご紹介すると・・・

・串間市教育研究所
2学年が同じ教室で学ぶ「複式学級」を導入している串間市は、複式学級におけるICTの有効的な活用方法を研究。指導者が片方の学年に指導している間、もう片方の学年がタブレットで前回の授業の復習をするといった形をとることで、子どもたちにより良い学びを提供できると提案しました。

・門川町教育研究所
子どもたちに、1人1台タブレットPCが配布されたことを受け、タブレットPCを授業で有効的に活用する方法を研究。職員への研修も行い、学年や教科に関係なく、タブレットPCを活用した様々な実践例を報告しました。





研究発表を聴いた参加者の方は、「すぐにでも授業の改善に生かせるような事例をたくさん学ぶことができました。」と充実した表情で話していました。


今回の研究発表大会を調査して、
学校での日々の授業の裏には、研究所の皆さんのこうした熱心な研究・努力が重ねられていたことを学びました。
新型コロナをはじめ、教育の環境が目まぐるしく変化していく中、こうした研究がより良い授業づくりにつながっているのだと感じました。


研究発表大会の詳しい模様は、
2月19日(土)午後4:45~ 放送の
みらい・みやざき まなび隊 でぜひご覧ください。

MRT宮崎放送の公式YouTubeにも後日アップ予定です!

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