3年間の集大成!研究成果を発表!

瀬藤隊員

17年1月27日(金) 16:42

隊員の瀬藤です。
今回の調査の舞台は、
佐土原高校です。



佐土原高校は、工業系の4学科を有し、スペシャリストを輩出する、
専門高校です。

学校には生徒達の手作りのユニークなものが沢山!!
こんなものもあります。



文化祭などでは、生徒たちがこの電車に乗って遊ぶそう!
今回は私も特別に乗せて頂いたきました。

そんな佐土原高校で、今回調査したのは、
佐土原高校3年生の
課題研究発表会です。

各4学科の専門の技術・知識を勉強した3年間の集大成である課題研究を、
校内で発表するというものです。
また、この発表会は、生徒達の自主性を尊重し、生徒達が自ら計画、運営を行います。




まずは、電子機械科の皆さん!

発表の内容は…
「ゴルフ競技ロボットの製作」
電子機械科の実習で学んだ、ライントレースカーを基に、

科の全員がテーマに沿ったロボットを製作し、対戦競技を行います。



リモコンでロボットを操作し、ボールをホールに入れて得点を競います。
私も挑戦!!



やはりリモコン操作が難しいですね!!

続いては、
情報技術科の発表です!!
内容は…
「校内ハローワークの作成」
これは、佐土原高校に毎年届く大量の求人票の中から希望する求人票を探すのに

手間がかかることから開発したそうです。
サーバーを構築して、複数の利用者がいろんな条件で検索することを可能にしました。
先輩のアイデアで誕生した校内ハローワークシステム。
来年度の求人票のデータを取り込むことで、後輩が使うことができます。

また、情報技術科のもう一グループは、
「宮崎大学工学部と連携した研究(KINECT)」と題し、
人の「痛み」の表情をKINECTというソフトに判別させようとという研究を行っていました。



続いては、
通信工学科です。
内容は…
「二足歩行ロボットの制御の研究」です。
まさにその名のとおり、二足歩行ロボットの研究!!

ロボットが様々な動きを見せます。





これは全て、事前に動きをプログラミングされているんだそうで、

パソコンでロボットに指示を送ると、その通りに動きます。



より人間の動きに近づけるために、関節の動きのような滑らかな動きに

こだわったと話していました。将来的に、このような二足歩行ロボットが

人命救助や災害復旧作業などにも役立つようになるということです。

また、通信工学科のもう一つのグループは、
「Bluetoothスピーカーの製作」
と題し、オリジナルのBluetoothスピーカーの作成について発表を行いました。

産業デザイン科は、課題研究全作品を動画にして発表!!
マルチメディアを始めポスターやホームページ、
さらにオモチャや家具など
生活を豊かにする作品で溢れていました。



どの学科の皆さんも本当に素晴らしい、課題研究そして発表でした。
これから、進学をする生徒、就職をする生徒など進路は様々ですが、
将来に必ず繋がる様々な事を佐土原高校の3年間で学んだのだと感じました。

皆さん、佐土原高校で学んだ知識と技術をエネルギーに宮崎そして世界へと

羽ばたくことを大いに期待しております。

この模様は、1月28日(土)夕方6時50分からのまなび隊で放送します。
ぜひ、ご覧下さい!!

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