廣末隊員
命を大切にする「性教育」
15年12月14日(月) 11:48
12月12日(土)のまなび隊、ご覧いただきましたか?(^v^)
今回、まず訪れたのは、延岡市立恒富中学校。
こちらの学校は、宮崎県元気みやざき「心と体」健康教育推進事業の
モデル校になっています。
体育館で行われたのは、専門家を招いての性教育の講演会。
3年生の全クラスと保護者らが参加しました。
恒富中学校は、そのほかにも近隣の延岡西小学校や県立延岡高校と連携して
お互いに授業を見学するなど「性に関する教育」の普及推進を行っています。
性について正しく学ぶことが大切な時期でもある、中学生。
講演会では、助産師としての経験もある県立看護大学の長鶴美佐子教授が
輝く人になりましょうと題して、性そして思春期について熱く語りました。
そして、「命とは、望まれて喜ばれて生まれてきたかけがえのないもの」と
命の大切さを伝えました。
性教育は、なにも子供たちだけの問題ではありません。
教育者にもその指導力が求められます。
ということで、学校における性に関する指導についての研修も調査しました。
県教育研修センターで開催された研修会には、
県内の小・中・高等学校、そして特別支援学校の先生方、合わせて95名が
参加しました。
研修会では、はじめに性に関する指導の実際として2人の先生が実践発表をしました。
そして、京都大学大学院の木原雅子准教授が、
命の大切さを伝える性に関する指導の在り方と進め方を講義しました。
講義では、子供の精神的自立と自律を促す教育であるWYSH教育の視点から
子供の現状と効果的な指導について語りました。
また、WYSH教育を用いた事例では、具体的な授業運営を紹介。
生き生きとした授業で学習意欲の向上を目指します。
最後に、実践発表と講義をうけ、今後の取り組みについて協議を行いました。
性とは、命とは何か。
生徒、教育者それぞれが正しい知識を身に付け、意識を持って向き合うことが
大事なんですね(^-^)
来週のまなび隊も、ぜひご覧ください。
教科指導研究推進校の取り組み
15年12月4日(金) 14:14
今回やってきたのは、小林市立三松中学校。
こちらで行われる公開授業を参観するため、県内各地から先生方が
大勢集まりました。
この公開授業を行う『教科指導研究推進校』とは?
県は昨年度から2年間、『宮崎の子どもの学力を伸ばす総合推進事業』を
実施しています。この事業の指定を受け、児童生徒の学力向上のために、
理論的・実践的な研究を行っていただいたのが『教科指導研究推進校』なんです。
教科指導研究推進校は、小学校が4校、中学校が3校の、計7校あります。
三松中学校の公開授業で紹介された取り組み、それが
三松ならではの授業モデル『三松メソッド』です。
三松メソッドでは、基礎的・基本的な知識・技能の確実な修得のため、
大きく3つの力の強化に努めます。
3つの力とは、
・自分の意見を他の人に説明する力
・これまで習った事柄を用いて説明する力
・そして他の人の意見を取り入れて考え直す力 です。
公開授業では、訪れた先生方が見つめる中、授業が進められました。
3年生の国語の授業では、三松メソッドを実践する
三つの時間が設定され、課題に取り組みました。
一:個人で考える時間
二:集団で考える時間
三:再び個人で答えを出す時間
この取り組みは、どの教科でも行うことができるそうです。
この日は、理科の授業でも三松メソッドを活用した公開授業が行われました。
公開授業の後には、教科ごとに先生方が集まり、意見交換を行いました。
三松中学校では、この2年間で培った『三松メソッド』を核とした
研究実践を基盤に、地域の人財である生徒一人一人の夢を実現する
ための教育を、更に充実させ推進していきます。
この模様は、12月5日(土)夕方6時50分からのまなび隊で放送します。
子どもたちのため、より良い授業づくりに努める教科指導研究推進校の
取り組みを、是非ご覧ください\(^o^)/
郷土の先覚者に学ぶ!~西都市~
15年11月27日(金) 14:15
今回調査でやってきたのは、西都市。
西都市出身の郷土先覚者といえば・・・伊東マンショ!
この日は、西都市民会館で行われた宮崎県郷土先覚者講演会に、
西都市の全ての中学生、およそ880人が集まりました。
講演を行ったのは、長崎歴史文化博物館で研究グループリーダーなどを
務めてこられた、大石一久(おおいし かずひさ)さん。
演題は、「世界地図に日本を描かせた少年たち」です。
小さい頃から伊東マンショについて学んできた西都市の中学生ですが、
研究家の大石さんの講演を、真剣な表情で聞いていました。
伊東マンショの功績と人物について改めて学んだ生徒たち。
講演が終わると、ステージには、西都が生んだ歌姫、GILLEが登場!
歌に始まり、自身が中学生の頃に抱えていた悩みなどを
会場の生徒たちに語りかけ、距離を縮めていきます。
そして、西都市からの依頼でこの日のためにGILLEが作詞作曲した
楽曲「きっと」を、会場の全員で歌いました。
困難があってもくじけず、笑顔で頑張る人になってほしいというメッセージを、
直筆の歌詞と一緒に生徒たちに届けました。
郷土が生んだ先覚者に学んだ生徒たち。
晴れやかな表情で、自分の未来に向かって頑張ってくださいね\(^o^)/
この模様は、11月28日(土)夕方6時50分からのまなび隊で放送します。
ぜひご覧ください!!
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