廣末隊員
ようこそ先輩、夢実現セミナー
16年3月7日(月) 16:38
日向ひまわり支援学校にやってきました。
日向ひまわり支援学校は、昭和53年に小学部、中学部で創立、
平成23年度に高等部が設置され、子供たちは元気で楽しい学校生活を送っています。
そして、『ようこそ先輩、夢実現セミナー』が始まりました。
卒業生の話を聞こうと、校内にある作業室に高等部の生徒が集まりました。
『ようこそ先輩、夢実現セミナー』は、児童生徒やその保護者が、
将来の社会的・職業的自立に向けて、早期から取り組むことができるように
することが大きな目的となっています。
今回は、卒業生3名と、保護者の方1名が経験談を講話。
参加するのは高等部の生徒26名と、保護者の皆さん20名です。
写真なども使って、入学のきっかけ、在校時に経験したこと、卒業してからの生活などを
在校生に語りかけながら講話が行われました。
今回まなび隊では、日向ひまわり支援学校を卒業後、一般就労として
入社試験を受けて就職した、竹田昇さんに密着しました。
講話では、ユーモアを交えながら楽しくお話しをしていた竹田さんは、現在、
延岡市にある旭化成アビリティに勤めていて、会場設営や花壇管理などの
仕事に取り組んでいます。
職場では、周りの同僚と会話をしながら雰囲気を明るくする
ムードメーカーとして慕われ、先輩からの期待も寄せられていました★
そんな竹田さんを在校時から知る後輩の生徒も、「竹田さんが目標」と
目を輝かせて将来の夢を語ってくれました。
卒業した先輩の活躍が、在校生の将来の夢に向かっての力強い後押しに
なっていることを、今回感じました。
この模様は、番組ホームページでもご覧いただけます。
次回のまなび隊も、お楽しみに♪
NIEってどんな学習?
16年2月23日(火) 11:01
皆さんは、NIEって、ご存じですか??
今回やってきたのは、都城市立小松原中学校です。
NIEセミナーが開かれるということで、早速調査開始!
NIEは、Newspaper In Educationの頭文字を取ったもの。
日本語にすると、『教育に新聞を』となります。
つまり、学校や家庭で新聞を幅広く活用する取組のことなんです。
今回のセミナーでは、NIEのより実践的な研究のため、
初めて公開授業が行われました。
公開授業は、2年生の社会科です。
NIEによる授業を担当するのは、宮本和典先生。
NIEの普及に努める、NIEアドバイザーの1人です。
授業では、地元・都城市がふるさと納税1位になった理由を探りました。
授業はまず、「宮崎牛連続日本一」の号外からスタート。
宮崎が日本一になった話題から、次に都城が日本一になった話に移ります。
次に、都城市がふるさと納税1位になった理由を探るために、
記事から畜産業と焼酎の生産が盛んであることを理解します。
さらに、畜産と焼酎造りが盛んなだけではなく、畑作とも結び付きが密接で、
相互作用で発展してきたことを理解します。
そして、「焼酎メーカーの発電事業」の記事を使って事実を確認しながら、
畜産・焼酎・畑作が循環型産業であることを理解します。
公開授業の後、協議です。授業を行った宮本先生と参観した皆さんが、
実践を通して見えた成果や課題について意見を交わしました。
NIEは1930年代にアメリカで始まり、今では80か国以上で実施されているそうです。
またNIEの取組は、子供たちの読解力の低下や文字・活字離れに対しても
成果を上げています。
今後も、NIEが活用されていくといいですね(^-^)
次回のまなび隊も、お楽しみに♪
就職や自立に挑戦!特別支援学校チャレンジ検定
16年2月15日(月) 14:47
今回調査したのは、今年度で実施から3年目を迎える
「特別支援学校チャレンジ検定」。
県内4会場で実施されたチャレンジ検定には、98人が参加。
今回伺った県立延岡しろやま支援学校では、3つの学校から31人が検定に臨みました。
この特別支援学校チャレンジ検定は、
特別支援学校高等部の生徒を対象にした職業技能検定です。
作業学習の意欲の向上や将来の自立に向けた夢や
希望の実現を目指すことを目的に、平成25年度から始まりました。
検定種目は、テーブル拭きや床清掃などのメンテナンス部門、
飲食店での接客業務を想定した喫茶サービス部門、
文書の折り、封入れ、仕分け業務に関する事務サービス部門
の3部門があります。
さらに、今回新しく「商品管理部門」が設けられ、検定が試行されました。
商品管理とは、お店のバックヤードを想定した商品の品出し、検品、補充、
お客様の対応などを行います。
まなび隊では、商品管理を受検する
延岡しろやま支援学校の3年生、山本咲希さんのチャレンジに注目しました!
山本さんは、昨年の11月中旬から検定に向けた学習に取り組んできました。
認定を目指し、知識と技能を身に付けるための細かい指導を受けました。
いよいよ山本さんが検定本番。
延岡会場で商品管理を受検するのは、
山本さんただ一人という緊張感の中での検定となりました。
検定は、専門家を交えた審査員が、評価票にもとづき、
受検者のあいさつ、態度、技能などを審査。
1級から10級までを認定し、認定票を授与します。
1級の認定資格は、就職先の企業などでの業務に十分に対応できる能力に相当します。
そして、すべての検定が終了。
受検者、一人一人がそれぞれの検定が終了し認定証が授与されました。
山本さんは、惜しくも目標の1級には及びませんでしたが、商品管理2級を認定されました。
一般就労を目指して、今後もチャレンジしていくと語ってくれた山本さん。
これからも、自分の目標に向かって、頑張ってくださいね\(^o^)/
次回のまなび隊も、お楽しみに♪
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