県高等学校 課題研究発表大会に潜入!

山崎隊員

21年4月16日(金) 11:16

今回で第7回を迎える、「県高等学校 課題研究発表大会」を調査してきました!
 
 
新型コロナの影響で、オンラインでの開催となった発表大会には、取材に伺った都城泉ヶ丘高校をはじめ、県内の普通科系専門学科などの設置校14校が参加。
各校の個人やグループが独自のテーマを設定し、長い期間続けてきた研究の成果を発表する場ということで、生徒の皆さんは開始前から気合い十分といった様子でした。
 
 
発表は、自然科学分野人文社会分野に分かれて行われ、
都城泉ヶ丘高校は、理数科2年生の生徒の皆さんが自然科学分野の発表に参加。理数科の1年生も発表を見学し、先輩たちに熱視線を送っていました。
 
 
発表は、どれも興味深いものばかりでした。
 
例えば・・・
 
【自然科学分野】
分光光度計より安価な分光器を用いて金属イオンの定量に挑戦
・農業には不向きとされるシラスをプラスチックと合わせ、新しい製品を開発
 
【人文社会分野】
・選挙における、若者の投票率アップのための方法を考える研究
・災害時等の食事であっても栄養バランスを整えようと、野菜を乾燥させた非常食の提案
 
 
各分野の専門家による審査も行われ、都城泉ヶ丘高校からは、シラスを用いて「シラス・プラスチック」を開発し、排水口のゴミ受けを製作したグループが最優秀賞 に選ばれました。おめでとうございます!
 
この研究をはじめ、どの研究も身近な疑問や地域の課題に向き合い、それらを解決しようという生徒のみなさんの努力がひしひしと伝わってくるものでした。改めて、発表大会に参加した生徒のみなさんへ拍手を送りたいです。ぜひ、今回の研究で得たものを大学などでの学びや将来に生かしてほしいと思います!
 
そんな発表大会の詳しい模様は、
4月17日(土)午後4:45~ 放送の
みらい・みやざき まなび隊 でぜひご覧ください。

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