延岡高校普通科1年『SDGsフィールドワーク』

古田隊員

22年11月4日(金) 14:35

延岡高校にやって来ました~!

ただ、今回のまなび隊は学校を飛び出して自然を舞台に学びます。

 

  

 

今回フィールドワークを行うのは延岡高校 普通科の1年生。

目的は県北の自然を舞台として、理数系への関心を高め視野を広げることです。 

 

 

フィールドワークは、湿原の植物や水生昆虫・生物の観察など全部で3コース・4分野に分かれて行われました。

 

私は、4組の「県北部の大地のつくり」に同行しました(^^!

 

4組のフィールドワークには、県総合博物館で地質を専門とする2人の学芸員の方が同行して様々なことを教えてくださいました。

 

 

 

 

まずは、日之影町の河原へ

 

 

 

河原での活動では、火山に関係する4種類の石の観察・スケッチ。

 

学芸員の先生が、「見る」「観る」の違いについて教えてくれました。

観察とは…何について見るのか、しっかり視点を持って見るということ!

だからこそ、よく「観察」してほしいと仰っていた言葉は、とても深く私も勉強になりました。

 

生徒達にもその言葉が伝わって、みんなしっかり観察を行っていましたよ!!

 

 

 

続いて、フィールドワークの舞台は川から山へ!

 

大パノラマ、“比叡山”にやってきました。

 

 

ここでは、斑状花崗岩で出来た矢筈岳の山肌や周囲の地形を観察します。

 

矢筈岳・比叡山・行縢山は、同じマグマの活動によって出来たそうなんです。

 

普段何気なく暮らしている土地にも、様々な自然の歴史があるということも学ぶことが出来ましたよ。

 

  

 

 

 

そして、最後のフィールドワークの舞台 名勝 高千穂峡 へ。

 

 

  

玉垂の滝・真名井の滝・槍飛・神橋の北側周辺を観察し、地形の成り立ちを科学的に分析!

 

 

 

自分たちの住んでいる土地の地形を観察し考えることは、実は防災【命を守ること】にも繋がっているんだよ!と学芸員の方が教えてくださいました。

 

 

今回のフィールドワーク活動を通して、地質だけに限らず今後の高校生活に役に立つことも学べた延岡高校の1年生たち。

 

これから更に高みを目指して頑張ってください!

 

 

 

 

 

 

 

今回の詳しい様子は、11月5日(土) 午後4時45分~放送
みらい・みやざき まなび隊
 でご覧ください!

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